公民権政策のみ扱ったジョンソン大統領の映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」観賞
リンドン・ジョンソンが大統領就任する迄の話。主演のジョンソン役はウディ・ハレルソン。
ケネディの意志を継いだ男
という副題から陰謀論で言われてるジョンソン副大統領のケネディ暗殺関与など期待出来ない綺麗事が予想。
時間も95分と短めで公民権運動のみケネディの意志を継いだ内容。
アメリカ南部テキサス州ストーンウォール出身のジョンソンが南部出身だからこそ黒人への理解があるという点がやたら強調されている。
車で通過中に車窓から見えるリンカーン記念堂前のリンカーン像に向かって
「あんたの続きは俺がやる。」
この映画一番のインパクト、奴隷解放運動で南北戦争までやったリンカーン大統領の引き継ぎですね。(ベトナムの南北内戦まで引き継いだよ、という暗喩なブラックジョークか?)
低予算綺麗事映画でもダラスでのケネディ大統領暗殺の場面はありました。
しかし一大事に心配と事後処理に奔走するジョンソン副大統領であり陰謀論など匂いません(笑)。
ケネディ弟のロバートとの確執の末、ちゃっかり大統領の引き継ぎ(笑)。
アメリカの大統領で唯一、選挙で選ばれてない大統領です。
ケネディ暗殺の陰謀、ベトナム戦争のきっかけとなるトンキン湾事件の陰謀などダーティなネタまったくなし。
キング牧師くらい少しは出せ、と思ったが出ません。
ゲイリー・オールドマン主演のチャーチル首相の映画のパクりか、ジョンソンの大統領就任演説で拍手喝采、と綺麗事で95分で終わった。
とりあえずジョンソン大統領は黒人の人権の確立の為に公民権政策を実施した立派な大統領です。
トランプは今、反対の政策で大統領やってますm(._.)m